角膜を削らない、安全な視力矯正

I C L

ICLとは

角膜を削らない、
安全性の高い視力矯正
ICLとは、Implantable Contact Lens(インプランタブルコンタクトレンズ)の略で、眼内コンタクトレンズとも呼ばれます。目の中にレンズを入れることで、近視や乱視を矯正することができます。
虹彩と水晶体の間に薄いレンズを挿入することで視力を矯正する治療法です。角膜を削らない安全性と、レンズを取り出せることが大きな特長です。現在普及している屈折矯正手術としてはレーシックが一般的ですが、レーシックは強度の近視や乱視、角膜が薄い方などには適応されません。ICLは、こうしたレーシックに不向きな方にも対応できます。
切り口は約3mmと小さいので手術後の回復が早く、日帰り手術で行います。そのため、社会復帰も早くできます。

老視用ICL取り扱い開始

ICL手術 執刀医

ICLシニアエキスパート
インストラクター
当院には、日本に2人しかいない(2022年8月現在)ICLのシニアエキスパートインストラクターが在籍しています。
シニアエキスパートインストラクターとは、スターサージカル社が認定しているエキスパートインストラクターの中でも、長くICL治療に貢献し、ICL手術の技術指導をする資格をもった医師です。当院の市川一夫医師は、日本国内でICL手術を開始する眼科医に対して、手術の指導や講演会の講師なども務めています。
市川 一夫 医師

認定医

ICL手術は、国内で安全に普及する取り組みとして、認定医(ライセンス)制度が導入されています。眼科医であれば誰もが手術をできるというわけではなく、ICL手術のガイドラインの受講、認定手術を経てライセンスを付与された眼科医のみが手術を行うことができます。ライセンスは、厚生労働省から認可を受けているICLレンズを取り扱うスターサージカル社が付与するものになります。中京眼科では、シニアエキスパートインストラクターの市川一夫医師をはじめ、4名の認定医がICL手術を執刀いたします。

  • 市川 慶 医師
  • 森 俊男 医師
  • 後藤田 哲史 医師

ICL手術に適した方

  • レーシックが不安な方
  • 強度の近視・遠視・乱視の方
  • 角膜の薄い方
  • 20~45歳の方
    (目の状態によってはそれ以上の方も可)

ICLのメリット

メリット
1
強度近視や乱視、遠視にも対応
レーシックで適応にならない強度の近視や乱視、遠視でも矯正することができます。ICLのレンズ規格度数は、(遠視~近視が約+6.0D~-18.0D、乱視は約0.5~6.0D)。当院では現在近視と乱視のレンズのみに対応しています。
メリット
2
お手入れ不要
眼内に挿入するレンズは、ソフトコンタクトレンズのように柔らかく、透明でUVカット効果もある素材です。曇ったり汚れたりすることがないため、コンタクトレンズのように日々のお手入れが不要です。
メリット
3
角膜を削らない・取り出し可能
レーシックのように角膜を削る治療法ではなく、専用のコンタクトレンズを目の中に入れる治療法です。不具合が生じた場合、レンズを取り出すことができます。
メリット
4
ドライアイになりにくい
ICLは手術時の切開がレーシックと比べ小さく、角膜表面への影響が小さいため、ドライアイの原因になりにくいと言われています。
メリット
5
手術時間が短く、仕事への復帰も早い
ICL手術は、日帰り手術で行います。約3mmの非常に小さな切開で行うため痛みが少なく、所要時間も片眼で10分程度です。お仕事の復帰は3~4日後を目途にお願いしています。

ICLのデメリット

夜間のハローやグレア
夜間や暗いところで光を見たときに、軽度のハローやグレア(光が長く伸びてまぶしく見える現象)が見えることがあります。
感染症のリスク
非常に稀ですが感染症により治癒が遅れたり、重度の場合は目に悪影響を与えることがあります。そのため、術後は目薬を決められた回数をさしていただき、一定期間の保護メガネの着用し、洗髪やアイメイクを控える必要があります。
手術費用が高い
ICLは健康保険対象外の完全な自費診療となるため、手術・レンズ・検査の費用が保険診療より高くなります。
コンタクトレンズの装用中止期間がある
角膜の形状変化を取り除き、正確な度数を測定するため、一定期間コンタクトレンズの装用を中止しなくてはいけません。
〔ソフトレンズ:10日間前後 ハードレンズ:3週間以上〕
手術まで時間がかかる場合がある
近視や乱視が非常に強いなどの特殊な度数の場合にレンズの到着まで3~4カ月以上お待ちいただく場合があります。

ICLの検査から手術まで

  • 適応検査
    適応検査は無料で実施しております。

    ※適応検査で疾患が見つかった場合や、再度診察が必要になる場合があります。
    その際、保険診療となり料金が発生する場合がありますので、保険証をご持参ください。

  • 術前検査①
    サイプレジン点眼後視力検査・ICLサイズ決定検査など

    コンタクトレンズ装用中止期間
    ソフトレンズ:10日間前後 ハードレンズ:3週間以上

    注意事項
    瞳孔を開いて検査するため、お車での来院は控えてください。
    検査後2日間程度、瞳孔が開いていてまぶしく感じます。
    手元が見づらくなります。
  • 術前検査②・レンズ発注
    視力検査・視野検査 *当院ではより最適な度数を調べるため術前検査は2回行っています。
    視力・度数の安定を再度確認し、レンズの発注をいたします。

    コンタクトレンズ装用中止期間
    ソフトレンズ:10日間前後 ハードレンズ:3週間以上
  • レンズの取り寄せ

    約1〜2ヶ月程度

    ただし、近視や乱視が非常に強いなどの特殊な度数の場合にレンズの到着まで
    3~4カ月以上お待ちいただく場合があります。
  • レンズ到着・手術日決定
    レンズが到着次第、お電話にて手術日の日程を最終調整します。
  • 手術前診察
    手術前に点眼する目薬をお渡しします。
    コンタクトレンズは手術前の目薬が開始する手術3日前から中止してください。
  • 手術当日
    アイメイクなどお化粧はせずにご来院ください。
    コンタクトレンズは装用せず、眼鏡でお越しください。

ICL手術の流れ

手術の所要時間は、両眼で20分から40分程度です。入院の必要はありません。

  • 洗眼・点眼麻酔
    目薬にて麻酔を行います。多少しみることがありますが、
    痛みはありません。
  • 角膜切開
    強膜と角膜の境目を約3mm切開します。
  • ICL挿入
    切開した場所からICLを挿入します。
  • レンズ位置を調整
    レンズ位置を調整し、虹彩と水晶体の間で固定します。
  • 点眼して終了
    点眼で瞳孔を縮めて終了です。切開した角膜は自然に治癒しますので縫合は必要ありません。

※術後検査として、翌日、2~3日後、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、1年後、
以後1年ごとに検診いただきます。術後の回復具合によっては検診が増えることがあります。

費用について※自費診療のため健康保険は適用されません。

近視用ICL検査・手術費用

ICL術前検査費用
33,000円(税込)
ICLレンズ挿入

(手術費用+術直前〜術後3か月までの
診察・検査・投薬費込)

片 眼 両 眼



297,000円
(税込)
627,000円
(税込)



352,000円
(税込)
737,000円
(税込)
執刀医指名料

ICLシニアエキスパートインストラクター
市川 一夫 医師

55,000円(税込)

2022年9月1日 改定

遠視用ICL検査・手術費用

ICL術前検査費用
33,000円(税込)
ICLレンズ挿入

(手術費用+術直前〜術後3か月までの
診察・検査・投薬費込)

片 眼 両 眼



352,000円
(税込)
737,000円
(税込)



407,000円
(税込)
847,000円
(税込)
執刀医指名料

ICLシニアエキスパートインストラクター
市川 一夫 医師

55,000円(税込)

2022年9月1日 改定

老視用ICL検査・手術費用

術前検査費用
33,000円(税込)
ICLレンズ挿入

(手術費用+術直前〜術後3か月までの
診察・検査・投薬費込)

片 眼 両 眼



407,000円
(税込)
847,000円
(税込)

※老視用ICLは市川一夫医師が執刀します。執刀料は料金に含まれています。

中京眼科では医療ローンをご利用いただくことができます。詳しくはご来院時にお問い合わせください。