レーザー白内障手術の実績
最先端技術の
レーザー白内障手術
最先端技術のレーザー白内障手術
近年注目されている「フェムト秒レーザー」を用いた最先端の白内障手術です。
フェムト秒レーザーとは、1,000兆分の1秒という非常に短いパルス幅で照射されるレーザーで、その強度は高く、また熱を発しないので組織への侵襲がないのも特徴です。
これまでフェムト秒レーザーは角膜移植やLASIKの手術に用いられてきましたが、近年は白内障手術にも応用されています。フェムト秒レーザーの白内障手術では、執刀医の経験値に左右されやすい手術工程の、角膜切開、水晶体前嚢(のう)切開、水晶体分割をコンピュータ制御下で行うことができ、安全かつ精密な手術が実現します。特に、乱視矯正眼内レンズ(IOL)、多焦点眼内レンズ(IOL)など、より手術の精度が求められるプレミアムレンズには、緻密なレーザー白内障手術が優れています。
眼内レンズ(IOL)の挿入位置を正確にするには、水晶体前嚢切開を最適なサイズの正円にすることが重要です。人による切開とフェムト秒レーザーによる切開を比べてみると、その違いは一目瞭然です。
レーザー白内障手術
の実績
レーザー白内障手術の実績
フェムト秒レーザーによるレーザー白内障手術が最初に行われたのは、2008年のヨーロッパです。以来、画期的な手法として世界的に注目され、すでに50か国以上で導入されています。
名古屋市熱田区の中京眼科では、2013年2月からAlcon社の「LenSx(レンズエックス)※」を導入し、安全性や術後の満足度において良好な結果を得ています。
※LenSx(レンズエックス)は厚生労働省の認可を受けています。
レーザー白内障手術
によるメリット
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メリット
1- メリット1眼に対する負担が少ない
- レーザーで切ってから水晶体を吸うため、超音波で砕いて吸い取る従来の手術より侵襲が小さいです。また、フェムト秒レーザーは熱を発しないため組織への負担を抑えることができます。
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メリット
2- メリット2安全性が高い
- コンピューター制御下で手術を行うため、安全かつ計画通りにできます。
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メリット
3- メリット3精度が高い
- 角膜の切開や眼内レンズ(IOL)を入れる袋(水晶体嚢)を正確に切ることができるため、数ミクロンの誤差もなく手術を行うことができます。
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メリット
4- メリット4乱視にも対応できる
- 乱視矯正をする切開ができ、従来のナイフを使用したLRI(乱視矯正角膜輪部切開)より正確な矯正が期待できます。
レーザー白内障手術
に適した方
レーザー白内障手術に
適した方
・ 白内障の進行で水晶体が固くなってしまった方
・ レンズを入れる袋(嚢)が痛んでいる、または外れかかっている方
・ 角膜内皮細胞が少なく手術が難しいと言われた方
・ 多焦点眼内レンズ(IOL)を挿入する方
レーザー白内障手術の流れ
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1
- 1洗顔・点眼麻酔
- 目薬にて麻酔を行います。多少しみる事はありますが痛みはありません。
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2
- 2専用器具で眼球を固定
- 専用の器具を眼に当てて吸引し、眼を動かないように固定します。吸引しても痛みはありません。
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3
- 3OCTで眼球構造を解析
- 角膜や水晶体の断層像を取得し、形状の解析をします。
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4
- 4レーザーで切開する位置を
調整 - 切開位置はほぼ自動で決定されます。微妙な調整を執刀医が行います。
- 4レーザーで切開する位置を
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5
- 5角膜、水晶体前嚢(のう)、
水晶体内にレーザー照射 - レーザー時間は個人差はありますが、およそ60秒くらいです。レーザー中も痛みはありません。
- 5角膜、水晶体前嚢(のう)、
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6
- 6終了→手術室へ
- レーザー照射後、別室の手術室に移動し、分割した水晶体を吸引、眼内レンズ(IOL)を挿入します。
[注意事項] 治療中に、従来の白内障手術が適していると判断した場合には、レーザー治療を途中で中止することがあります。
レーザー白内障
手術費用
レーザー白内障手術費用
単焦点眼内レンズ(IOL)挿入 (手術代金+術直前~術後3か月までの 診察・検査・投薬費込) |
自費多焦点眼内レンズ(IOL)挿入 (加算費用) |
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片 眼 | 495,000円(税込) | +110,000円(税込) |
両 眼 | 880,000円(税込) | +220,000円(税込) |